スーパーゼネコンから転職を成功させる方法!施工管理・現場監督おすすめの転職先

建設業界にいるとスーパーゼネコンやゼネコンで働くことは一種のあこがれだったりしますが、実際、働いてみるとそんなことはなく、環境の厳しさから転職を考える人も少なくないのです。

現在は転職が当たり前の時代ですので、つらい思いをしながら我慢して働くよりも、スーパーゼネコンやゼネコンでの経験を活かした転職で成功している人も多くいます。

今回はスーパーゼネコンやゼネコンで取得した資格やスキルを活かした異業種への転職について解説します。

ゼネコンを辞めたい理由とは?建設業からの転職。スーパーゼネコン・ゼネコンのつらさとは?

ゼネコンから転職

スーパーゼネコンやゼネコンに関わらずですが、ゼネコンを含む建設業界は年功序列の傾向が強いですよね。

特に建設業界は年齢層が高いので、いくら頑張ってもなかなか役職も給料も上がらない場合もあります。

また、男社会の色が強いので、先輩や上司の権限が強くて自分の意見が通りにくいことも。

スーパーゼネコンや大手ゼネコンであれば最新の技術を取り入れていることが多いですが、そうでもないゼネコンだといつまでも古い技術に頼って属人的な仕事の仕方をしていたりします。

そうなるといつまでたっても自分のスキルも上がりませんし、モチベーションを保つのも難しくなります。

スーパーゼネコン・ゼネコンからの転職で何をしたい?

スーパーゼネコン・ゼネコンから転職したいのであれば転職理由をはっきりさせましょう。

ここがはっきりしていないと転職に失敗する可能性があります。

転職理由として挙げられるのは、

  • やりがいのある仕事をしたい
  • 自分の意見が通る職場で働きたい
  • 残業を減らしたい
  • 現場ではなくオフィスで働きたい
  • 年功序列ではない実力主義の会社で働きたい
  • 転勤したくない
  • 体力勝負じゃない職場で働きたい

などです。

このような理由があると思いますが、すべてではなく必ず解決したいというものを明確にしておきましょう。

転職によってすべてが解決することはないと思っておくことが、転職を成功させるために重要なことです。

スーパーゼネコン・ゼネコンから転職先の業界を考えてみる

ゼネコンから転職する場合に限りませんが、まずは転職先の業界や業種を絞りましょう。

ゼネコン出身者がスキルを活かしながら転職できる業界としては、

  • その他のスーパーゼネコン・ゼネコン
  • デベロッパー
  • インフラ系会社
  • 公務員
  • 設計事務所
  • 建設コンサルタント

などがあげられます。

もちろん未経験で建設とは関係のない他業種への転職もありですが、その場合は、給料が下がることと転職が難しくなることは覚悟しておかなければなりません。

なお、その他のゼネコンへの転職ですが、これはゼネコンからの転職という点においては根本的な解決になりませんが、

「中堅や大手ゼネコンからスーパーゼネコンへの転職」

は給料を上げるという目的としては有効でしょう。

また、自分のやりたいことをしたい!ということであれば、より小さなゼネコンなどへの転職もありです。

ゼネコンの施工管理などから異業種に転職!おすすめの転職先は?

ゼネコンからの異業種転職でおすすめなのがIT業界です。

「えっ?IT業界なんて無理でしょ?」

と思うかもしれませんが、最近は建設業のIT化がかなり進んでいます。

建設DXって言葉を聞いたことがありますか?

今の建設業界では、CADだけでなく、施工管理や連絡、経理業務までデジタルの波が押し寄せています。

例を挙げるとANDPAD、フォトラクションなど建設業界にIT技術を取り入れたサービスを提供してぐんぐん成長しています。

この流れは今後も変わることはありませんので、建設業での経験を活かしてIT業界への転職というのも全然ありです。

ゼネコンから転職しやすい仕事とは?

いやーでも、そもそもITスキルに自信はないし、やっぱりIT業界などの他業種への転職はリスクがあるので、転職しやすい同業が良いという人がほとんどですかね。

ということで、ゼネコンから転職しやすい仕事としては

  • デベロッパー
  • 改修専門ゼネコン
  • 公務員

があげられます。

デベロッパー

デベロッパーは施工管理経験者の需要が高く、転職エージェント経由だと求人が多くあります。

改修専門ゼネコン

改修専門ゼネコンは現在マンション改修案件が多くあることから、人材の確保が急務となっている業界です。

これからもタワマンなどの改修工事系の仕事が多くあるので、有望な仕事です。

公務員

公務員は試験が必要ではありますが、一度行政側の建築担当を経験しておくと、民間に戻って重宝されるというようなちょっと長い目で見た場合のメリットもあったりします。

そもそも、行政の建築担当って「こんな人でよく務まるなぁ」という人が多いのが実情。ゼネコンで実務経験がある人のほうが断然スキルが高いです。

ただ、公務員試験は結構大変なので、そこをクリアする自信がある人にはおすすめの転職先と言えます。

ゼネコンからの転職先の具体的な探し方とは?

転職サイトで探すの一番おすすめです。

他業種を含めての転職であれば

  • リクルートエージェント
  • ビズリーチ

建設業界を含めての転職先探しであれば

です。

そのほかにたくさんの転職サイトがありますが、「建設業界」としての転職であればここで紹介している会社に登録しておけば間違いありません。

特にスーパーゼネコン、大手ゼネコンからの転職であれば RSG建設転職KSキャリア への登録はおすすめです。

登録自体は無料なので、まずは登録することから始めることをおすすめします。

なお、登録する際は、必ず1社だけの登録ではなく、複数社の登録をするようにしてください。

各社で持っている転職案件が違いますし、クローズド案件の種類や数も違います。

1社だけの登録だとそこからの紹介案件でしか比較ができないので、良い転職ができる可能性が狭まります。

ゼネコンの施工管理などから異業種に転職する際のポイント

ここではゼネコンの施工管理などの業務から、異業種に転職する際のポイントを解説します。

ゼネコンから異業種に転職する際のポイントしては、

  • ゼネコンでの経験や資格を活かせる職種を選ぶこと
  • 現在の職場に対する不満や悩みが解決できること
  • 将来性のある業界であること

などです。

未経験の業種であっても、例えば現場監督などでプロジェクトの管理をしていたのであれば、異なる業界・業種でもプロジェクトリーダーとして活躍できる可能性があります。

IT業界はプロジェクトを人工で計算する業界でもあるので、施工管理と似ているところがあります。

また、業界特有の問題や、今の会社や職場に対しての不満が解決できる転職先でなければ、転職に失敗してしまいます。

必ず自分が解決したい問題がクリアになる業界、会社であるかのチェックはしっかりとしましょう。

最後にどんなに転職しやすい業界だとしても、その業種自体が衰退するものだと転職は失敗に終わります。

未来のことを予測することはできませんが、そのあたりの情報もしっかりとキャッチした上で転職先を探しましょう。

スーパーゼネコンから転職する場合の注意点

最後にスーパーゼネコンから転職する際の注意点です。

もし、あなたがスーパーゼネコンの社員の場合は、転職時は給料はある程度下がると思っておいた方がよいです。

ゼネコン、特にスーパーゼネコンの社員って給料を結構もらってるはずです。

それも自分の実力以上である場合が多いのです。

よって、スーパーゼネコンの社員からの転職は「給料アップ以外を目的とした転職」として考えておいた方が良いです。


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