KY活動(危険予知活動)記録、報告書の記入例と書き方

KY活動(危険予知活動)とは、現場における安全衛生管理に関わる活動のことを指しています。

現場作業中の危険有害要因の特定と、その対策について話し合い、危険を回避することを目的としています。

このページではKY活動記録の記入例や書き方をご紹介するとともに、KY活動につきもののリスクアセスメント(リスクの評価)について解説します。

もちろん、KY活動記録のテンプレートのダウンロードもできます。

KY活動記録(報告書)の書き方、記入例

KY活動記録・報告書は全建統一様式のような決まった形式はありませんが、自治体などで指定している場合があります。

当サイトでは、4種類のKY活動記録の配布をしていますので、それをもとに説明していきます。

KY活動記録 基本タイプ

一番シンプルなパターンです。

  1. 日付
  2. 会社名
  3. リーダー名
  4. 作業員数
  5. グループの作業内容
  6. 危険ポイント
  7. わたしたちはこうします
  8. 本日の安全目標
  9. 署名欄(グループ全員の自署)※署名欄有りパターンの場合

で構成されています。

KY活動記録 チェック項目ありタイプ

基本タイプに確認項目を追加しているタイプです。

  • 手順の確認
  • 現場の確認
  • 設備確認
  • 資格の確認
  • 装備の確認
  • 体調確認

の6項目です。

項目がしっくりこない場合は、実際の現場に即した内容に書き換えてください。

KY活動記録 リスクアセスメント項目ありタイプ

基本タイプにアセスメント項目を追加したタイプです。

アセスメントは可能性、重大性を選択したうえで、合計点で評価するようになっています。

KY活動記録 リスクアセスメント項目ありタイプ2

こちらも基本タイプにアセスメントを追加したタイプですが、アセスメントの項目が〇で選択するタイプではなく、番号と大中小を記入するタイプです。

下に説明が書かれていますが、ちょっとわかりづらいかもしれません。

また、確認項目も追加されていますので、基本+リスクアセスメント+確認項目のフルコースのタイプです。

KY活動の危険ポイントなどの記入例

KY活動記録を書く際に困るのが、危険ポイントとそれに対する対策の箇所だと思います。

ここでは、シーンに応じた危険ポイントをいくつかご紹介しますので、KY活動記録を作成する際の参考にしてください。

高所作業、足場

危険ポイント

可能性 重大性 リスク 対策
高所で足場仮設時、バランスを崩して墜落する 3 3 高所作業時は、必ず安全帯を結着して作業する
足場板が結束していなかったので、天秤となって跳ね上がり、作業員が墜落する 3 3 高所作業時は、必ず安全帯を結着して作業する
足場材の受け渡しの際、作業員同士のタイミングが合わず、落下させて人に当たる。 2 2 資材の受け渡しの際には、作業員同士声を掛け合う
クランプの締め忘れがあったため、足場が崩れて上にいた作業員が墜落する 3 2 高所作業時は、必ず安全帯を結着して作業する
番線の切っ先が不注意で目に刺さる 3 2 手元に注意して作業する
足場板を担いで移動しているときに、風にあおられて転倒する。 3 1 風にあおられる恐れのある場合は、2人で担いで足元に注意しながら運ぶ

クレーン、玉掛け作業

危険ポイント 可能性 重大性 危険度 対策
キンクなどの劣化したワイヤーロープを使って荷を吊り上げたので、ロープが切れて作業員が下敷きになる 2 3 使用する玉掛けワイヤーに異常がないか点検する
玉掛ワイヤーの安全荷重を超える荷を吊り上げたため、ロープが切れて作業員が下敷きになる 2 3 人がいないか作業箇所を確認し、吊り荷の下に入らない、入らせないを徹底する
束ねたパイプなどを吊っている時に、パイプが抜け落ちて人に当たる 2 3 人がいないか作業箇所を確認し、吊り荷の下に入らない、入らせないを徹底する
定格荷重を超える荷を吊り上げたので、クレーンが転倒し、作業員が下敷きになる 3 3 定格荷重以上の荷を吊り上げない
地切りの際に荷が振れて、作業員が挟まれる 2 2 荷が振れても挟まれない安全な場所を確認してから吊り上げる
吊った状態で吊り荷のバランスを直そうとして、手を挟む 2 2 吊り荷に挟まれないよう手元に注意して作業する
吊り荷が風にあおられ隣家などに当たる 2 2 介錯ロープを使用する
クレーンからの降車時、運転席にてつまずき転落する 2 2 降車の際は、手すりをもち、クレーンのステップに背を向けて降車しない

KY活動におけるリスクアセスメントとは?

リスクアセスメントとは、職場における危険性を事前に洗い出し、それを評価し、除去・低減するために行う方法です。

危険なポイントを洗い出したら、「可能性」「重大性」を3段階で評価し、合計点を危険度として数字で表すのが一般的です。

危険度に関わらずしっかりと対策を検討し、メンバー間で共有することでリスクの低減を図り安全性を確保します。

危険度が高いから悪い、ということではなく、危険度が高ければそれに応じた対策を講じることに意味があるものです。

KY活動記録のダウンロード

上でご紹介した4タイプのKY活動記録シートをダウンロードするためには以下にメールアドレスを入力して送信してください。

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