新型コロナウイルス対策だけじゃない!熱中症対策にもなるマウスシールドとは?

大林道路がフェイスシールドならぬ、マウスシールドを作業員に配布するとのこと。

これならマスクもしないで済むので熱中症対策になりそうです。

新型コロナウイルスだけじゃない!熱中症対策にもなるマウスシールド

※2020/6/11Update

清水建設もマウスシールドの導入を決めたようです。

日本経済新聞

 

このマウスシールドは、鼻と口を覆うサイズの厚手透明フィルムを工事用ヘルメットのあご紐に付けて使用する作りになっています。

今まで使っているヘルメットにつけるだけで済むので、コスト的な負担が少ないですし、簡単に装着できるので手間もかかりません。

これから夏に向けて気温が上昇する中、マスクをしているとどうしても蒸れますし、息苦しさを感じます。

冬にマスクをしていると暖かいじゃないですか?

それを真夏にするのですから、どんな感じになるかは想像できると思います。

ただでさえ夏の現場作業は熱中症のリスクがありますので、そこにマスク着用だと結構きついです。

マウスシールドであれば、普通のマスクのように鼻と口に密着しないので、息苦しさや暑さを感じることがないので、熱中症対策にもなりますし、そして、飛沫による新型コロナウイルス感染症の感染防止対策をすることができます。

マスクじゃなくて安全なの?

飲食店や接客業などでは「フェイスガード」に「マスク」というWガードともいえる状態を見かけることがあります。

そんななか、このマウスシールドだけで大丈夫なのか?と心配になる人もいると思います。

でも、新型コロナウイルス感染症は、一般的な状況における感染経路の中心は飛沫感染及び接触感染と言われています。

その観点からはこのマウスシールドは結構有効と言えると思います。

もちろん、三密のような状態だと感染しない、とは言い切れないと思いますが、このマウスガードは飛沫を防ぐことができるので、感染防止には有効です。

フェイスシールドではだめなの?

フェイスシールド付きのヘルメットというのが以前からあります。

工事用ヘルメットにも付いているフェイスシールドは、主に目のあたりを守ることを目的としているものです。

そのため、口や鼻のあたりまでは届かないタイプがほとんどです。

中には以下のようなものもありますが、やっぱりヘルメット自体を購入しなければならないので、コスト的には後付けのマウスシールドの方が優れていると思います。

マウスシールドはどこで買えるのか?

コスト的にシールドが長いヘルメットより、マウスシールドの方が優れているのでは?と言っておきながらですが、現時点で市販されているマウスシールドを見つけられませんでした。

なので、値段は分かりません。。。

では、大林道路はどこから仕入れているのかというと、大阪のラミーコーポレーションという会社に製作してもらっているようです。

5月中には4000個!を配布する予定で、その後も追加配布するとのこと。

これは結構需要があるかもしれませんね。

今年の夏は暑くなるのか?

そもそも冷夏であれば、マスクが暑いだとか、熱中症が怖いだとかも気にしなくて済みそうです。

 

ですが、、、、

 

気象庁が4月24日に発表した5~7月の3カ月予報によると、気温は全国的に「平年並みか高い」見通し。

建設現場では熱中症災害を防ぐための万全な備えが必要になりつつあります。

 

なお、厚生労働省が2020年3月にまとめた職場での熱中症死傷者数(2019年速報値)を見ると建設業は147人。

記録的な猛暑となった2018年からは92人減ったものの死亡者数は前年と同じ10人と、依然として業種別で最も多い状況です。

 

今回のマウスシールドもそうですが、今では定番になりつつある空調服なども活用して今年の夏を乗り切る必要がありますね。


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