一人親方は職長教育、安全衛生責任者教育を受けていなければならないのか?

一人親方でも職長教育や安全衛生責任者教育を受けていなければならないのでしょうか?

一人親方は職長教育、安全衛生責任者教育を受けていなければならないのか?

結論から言うと、法的には職長教育、安全衛生責任者教育を受ける必要はありません

というのも、一人親方は労働基準法上の「労働者」とはみなされないのです。

よって、労働安全衛生法に定められた各種の安全衛生教育についても、一人親方は対象とならないので、職長教育、安全衛生責任者教育を受けていなくても法的には問題にならない、ということになります。

ただし、受ける必要がないというのは、一方で「安全衛生に関する基本的な知識を十分身につける機会が得られていない」などの問題が存在することにもなります。

そのため、建設業労働災害防止協会では、「建設業の一人親方等に対する安全衛生教育支援事業」というものを実施し、一人親方の安全衛生に関する基本的な知識を身につける機会を提供しています。

建設業の一人親方等に対する安全衛生教育支援事業
https://www.kensaibou.or.jp/safe_tech/single_master/index.html

一人親方でも職長教育を受けていないと現場に入場できない?

上記の通り法的には職長教育、安全衛生責任者教育を受けていなくても問題はありませんが、元請によっては一人親方にも職長教育、安全衛生責任者教育を受けることを入場の条件としているところがあるようです。

その場合は、法的な問題とは別に仕方がないことだと思います。

先の説明通り、一人親方については安全衛生に関する知識を得る機会がないのが現状ですので、安全性を考えた場合に、職長教育、安全衛生責任者教育を受けていない作業員を入場させるわけにはいかない、ということだと思います。

ちなみに上記で紹介した建災防の講習は無料で、知識・経験豊かな建設安全の専門家が、現場での安全衛生についての教育をしてくれるもので、テキストや教材等も無料で配布してもらえます。

そして、この教育を受けると、修了証を出してもらえます。

ただ、職長教育、安全衛生責任者教育とは違うものですので、この修了証が職長教育、安全衛生責任者教育の代わりになるかというと、それは元請次第でしょう。

一人親方の確定申告

ところで確定申告していますか?

一人親方さんの中には確定申告していない人やそもそも「それって何?」という人もいるようです。

確定申告をしていない場合に起こることは以下のサイトで詳しく説明していますので、一度目を通しておいた方が良いです。

一人親方で確定申告をしていない場合に起こること

なお、自分で確定申告するなら自動化で80%以上の時間削減ができるこういったサービスがおすすめです。

無料の確定申告自動化ソフト マネーフォワード クラウド確定申告

資金繰りに困っている一人親方に耳寄りな話

コロナの影響などから資金繰りに困っている一人親方さんが増えているようです。

借り入れじゃない事業資金調達方法としては「ファクタリング」が有名です。

でも、面倒な審査があったり、なかなかその審査が通らないという話もありますね。

ファクタリング以外に請求書の支払いを最大60日間後ろ倒しする方法があります。

しかもその方法はクレジットカードで決済するだけ、という驚きの方法。気になる方は一度チェックしてみてくださいね。

クレジットカードで決済するだけ【INVOYカード払い】


「転職」考えたことありませんか?今すぐじゃなくても転職のことを少しでも考えるのであれば、とりあえず↓ここ↓に登録しておくと良いですよ。
良い仕事も紹介してくれるし、しつこくもないところなので。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。
名前はニックネームを推奨します。