【2024年】AutoCAD互換のフリーソフト6選!DWG・DXFに対応

AutoCADと言えば、建築のみならず土木・製造など広い業種で使われている2D・3D 対応 CAD ソフトです。

AutoCADはサブスクリプションへ移行しましたが、それでもそれなりの価格なので、できれば無料で使えるものがあるとうれしいですよね。

この記事では、AutoCAD互換のフリーソフトをお探しの方におすすめの6つのソフトウェアを紹介します。

これらのソフトウェアは、DWGやDXF形式に対応しており、無料で利用することができます。

AutoCADと同等の機能を持ちながらも、使いやすさやカスタマイズ性に優れています。

CAD作業に取り組む方にとって、便利なツールとなること間違いありません。

是非、試してみてください!

Autocadに似た互換性のあるフリーソフト

Root Pro CAD Free

Root Pro CAD Freeは、基本的な作図機能を備え、AutoCADやJwCADとの互換性があります。

無料で使用できる高機能CADフリーソフトで、AutoCAD(DWG/DXF)、Jw_cad(JWW/JWC/JWK/JWS)、SXF 仕様 Ver2 (レベル 2) のファイル (sfc/p21) の読み込みも可能です。

また、マウスジェスチャー機能を活用して作業効率を向上させることができます。

Root Pro CAD Freeは、有償版の機能制限版でありながら、無料でも基本的な機能は使えますので、十分に評価ができると思います。

AutoCAD互換CADのフリーソフトとして、多くのユーザーに利用されています。

ダウンロードサイト
http://www.rootprocad.com/download/dl.html#standard

Solid Edge 2D Drafting

Solid Edge 2D Draftingは、シーメンス社の無償の二次元CADソフトウェアです。

国際標準化機構(ISO)、アメリカ規格協会(ANSI)、および英国規格協会(BSI)などの製図規格に自動的に準拠し、図面のレイアウト、図表作成、注釈、および寸法配置の制御を提供します。

また、AutoCADのDWG/DXF形式にも対応しています。

Solid Edge 2D Draftingを使用すると、図面の作成や既存の.DWGファイルのインポートが簡単に行えます。

オプションのウィザードを使用して、図面のプレビューや背景色、サイズ、線種、フォントなどの制御が可能です。

新規の2D CADユーザーや既存ユーザーにとって使いやすいインターフェースが提供されており、リボンツールバー、テキスト検索、カスタマイズ可能なラジアルメニューなど、さまざまな方法でコマンドにアクセスできます。

作業が終了したら、ファイルをSolid Edgeまたは.DWGフォーマットで保存でき、ほぼすべての3D CADプログラムで開くことができるため、柔軟性があります。

CADやAutoCAD互換、フリーなソフトウェアをお探しの方におすすめです。

Solid Edge 2D Draftingを使って、効率的に図面を作成しましょう。

ダウンロード (ダウンロードするには、ユーザ登録が必要です)
https://www.plm.automation.siemens.com/plmapp/education/solid-edge/ja_jp/free-software/free-2d-cad

AR_CAD

AR_CADは、AutoCAD互換のフリーCADソフトです。

製図用途に加え、様々なファイルの入出力に対応しており、画像ファイルの挿入も可能です。

そのため、建築だけでなくパンフレットやマニュアルの作成、CAD図面と画像の組み合わせなど、多岐にわたる用途で利用できます。

さらに、PDF出力にも対応しており、図面データの自動圧縮展開形式はデータの送受信をスムーズにします。

AR_CADの特徴は、従来のCADのコマンド選択型インターフェースとWindows準拠の操作体系が融合しており、操作性に違和感がありません。

対応ファイル形式:AutoCAD(DXF)(※バイナリ方式も読込可), SXF[Level2](p21, sfc), JWW, JWC

AR_CAD MANIA サイト
http://www.ar-cad.net/

LibreCAD

LibreCADは、AutoCAD互換の無料CADソフトウェアで、Windows、Mac、Linuxで利用可能です。

基本的な形状から複雑なデザインまで、さまざまなエンティティを扱うことができます。

線や円、楕円、多角形などの幾何学的な形状を含むエンティティは、色や幅、線種などの追加プロパティを持つことができます。

これらのエンティティを組み合わせることで、詳細な2D図面を作成することが可能です。

LibreCADは英語を使用しているため、初心者にとっては使いづらいかもしれませんが、AutoCAD(DXF)形式にも対応しています。

対応ファイル形式:AutoCAD(DXF)

・LibreCAD サイト
https://librecad.org/

NanoCAD Free

NanoCAD Freeは、2Dエンジニアリング図面を作成するための一連の設計ツールが付属したCADソフトウェアの無料バージョンです。

特にAutoCADとの高い互換性を持ち、操作性も似ているため、AutoCADの経験者にとってスムーズに移行・導入できます。

さらに、一般的なデータ形式であるdxfやdwgもサポートしており、他のCADソフトウェアとのデータのやり取りも簡単です。

NanoCADも英語で提供されているため、使用には少し慣れが必要かもしれません。

ダウンロードサイト
https://nanocad.com/products/nanocad-free/

QCAD

QCADは、スイスのAndrew Mustun氏によって開発された2次元のCADの無料のオープンソースアプリケーションです。

Windows、macOS、Linuxで動作します。

QCADは、日本語にも対応しており、建物、インテリア、機械部品、回路図などの技術的な図面を作成することができます。

PDF出力やDXFファイルの読み込み、書き込みが可能で、AutoCAD互換であるため、AutoCAD(DWG/DXF)の入出力にも対応しています。

対応ファイル:AutoCAD(DWG/DXF)の入出力に対応

サイト
http://www.qcad.org/en/

おすすめのAutoCADと互換性のあるフリーソフトは?

AutoCADと互換性のあるフリーソフトを探している方には、Root Pro CAD Freeが一番おすすめです。

このRoot Pro CAD Freeは、AutoCADのファイル形式であるDWGファイルを直接開いたり編集したりすることができるので、AutoCADを持っていない人でも、AutoCADで作成された図面を扱うことができます。

これは他のソフトでも可能ですが、Root Pro CAD Freeの利点は、その使いやすさにあります。

直感的なインターフェースを持っているため、CADの初心者でも比較的簡単に操作を覚えられます。

また、基本的な図面作成機能はもちろん、レイヤー管理や寸法付けなど、より高度な機能も備えているため、フリーとは言え幅広いニーズに対応できます。

さらに、Root Pro CAD Freeは、コストを抑えたい個人ユーザーや小規模企業にとってもおすすめです。

AutoCADと同等の機能を持ちながらも、無償で利用できるため、ソフトウェアの購入費用やサブスクリプション料金を気にすることなく、高品質なCAD作業を行うことができます。

このように、AutoCAD互換のフリーソフトとして、Root Pro CAD Freeはその機能性、使いやすさ、コストパフォーマンスの高さで、多くのユーザーに推薦されています。

CAD作業を始めたいけれど、どのソフトを選べばいいか分からないという方は、まずはRoot Pro CAD Freeを試してみる価値はあると思います。

AutoCADと互換性のあるフリーソフトのまとめ

ここまでAutoCADと互換性のあるフリーソフトをご紹介してきました。

おすすめのRoot Pro CAD Freeを含め、無料にもかかわらずAutoCADに似た操作性ではありますが、やっぱりAutoCADの操作性には及ばないかなぁ、というところはありますね。

また、無料なのでどうしても機能的に不足する点は否めず、最終的に「やっぱりAutoCADにしておけばよかった」となる可能性もありますね。

AutoCADというとどうしても高価なイメージがありますが、現在は料金がサブスクリプションになっていますし、今は2D専用だったLTがなくなり、3Dも使えるAutoCADが以前のLTの値段で購入できるようになっているので、それほど高いソフトという感じでもなくなってきています。

しかも短期利用ができ1か月であれば8,800円ですし、Autodeskはときどきセールをしているので、安く買うことができるかもしれませんので、公式サイトをチェックしてみてください。


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