CCUSの技能者登録料が値上げ(2500円→4900円)されます

建設キャリアアップシステム(以下CCUS)の技能者登録料が2021年4月1日から値上げされます。

現在は2,500円ですが、これが4,900円になります。

「そのうち登録するつもり」という事業者、技能者の方は早めに動いた方が良いですよ。

技能者登録料の値上げとは?

技能者登録は2021年4月1日から

  • 簡略型登録(2,500円)
  • 詳細型登録(4,900円)

の2段階制度になります。

この2段階制度ですが、まず簡略型で登録して、あとから詳細型に切り替える(追加)することもできますし、最初から詳細型登録として登録することもできます。(窓口での書面申請の場合は詳細型しかないので注意)

なお、簡略型→詳細型とする場合は、差額の2,400円を支払います。

簡略型登録だけであれば登録料は2,500円なので現行の登録料と同じなのですが、現行の技能者登録は4月以降の詳細型登録に該当するので、実質2,400円値上げされることになります。

簡略型登録と詳細型登録は何が違うの?

簡略型と詳細型の違いですが、単純に登録される情報(量)が違っています。

  • 簡略型登録:本人情報や、社会保険加入の有無など
  • 詳細型登録:簡略型に加え、保有資格、健康診断受診履歴など

の登録となります。

簡略型と詳細型の違い早見表

簡略型で登録される情報詳細型で登録される情報
本人情報本人情報
所属先事業者情報所属先事業者情報
職種職種
経験等経験等
社会保険社会保険
建退共建退共
中退共中退共
労災保険特別加入
健康診断
学歴
登録基幹技能者資格
保有資格等
研修等受講履歴
表彰履歴

簡略型だと問題があるのか?

簡略型と詳細型の違いは登録される「情報量の違い」というのは分かりましたが、それがなにか問題となるのかが気になるところ。

別に簡略型で良いのであれば、安いうえにそろえる書類も少なくて済むので、その方が良いのですが、CCUSの技能者カードの役割としては大きく以下2つの機能があります。

  • 就労実績の蓄積
  • 技能レベル判定

このうちの「技能レベル判定」が簡略型ではできないのです。

簡略型では、建設技能者の能力評価制度(レベル判定)の申請等に必要な保有資格情報等が登録されていないためです。

CCUSでは技能者のレベルを4段階で評価し、それを年収にも反映させようとする思惑があるシステムなので、最終的には詳細型での登録をしなければならないはずです。

2,500円で詳細型登録をする方法

2,500円で詳細型登録をする、という表現はあまり正しくないのですが、現行のシステムではすべてが詳細型登録と同じなので、

「2021年3月31日23:59までに技能者情報登録手続き(インターネット)を終わらせる」

ことができれば2,500円で詳細型登録ができます。

要するに登録さえ3月31日までにしておけば、発行は4月1日以降になっても大丈夫ですよ、ということです。

まぁ、技能者登録作業自体のハードルが高いのでここまで登録してなかった人も多くいるとは思いますが、「4,900円も払いたくない!」という場合は、3月中に申請だけ済ましてしまうのも手だと思います。

余談ですが、私は事業者登録費用が値上がりする2020年10月1日よりも前の9月中に申請をして、事業者IDを10月以降に発行してもらいました。

当然、値上げする前の費用での登録で済みました。

CCUSの技能者登録料が値上げのまとめ

今回の値上げは以前から決まっていたことではありますが、やっぱり登録費用が2倍になるのはちょっと嫌ですよね。

それに、とりあえず「簡略型の登録であれば値上げに見えないような細工」的なやり方もあまり好きになれません。

確かに4月1日以降でいう詳細型の登録の場合、面倒さが半端ないので、2段階とすることで比較的楽にCCUSカードを登録し、就労実績の蓄積だけでも進めたい、というのは分かりますが、詳細型にする際に2,400円も取りますか?

また、倍の5,000円じゃなく4,900円ってのも、なんだか「1,000円より980円の方が安く見えるでしょ?」的な感じがするのは私だけでしょうか?

なんだか最後は文句ばっかり言っている感じになってしまいましたが、CCUSの普及による建設業の明るい未来を願っている一人(?)であることを付け加えておきます。

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