電子小黒板対応のカメラ・アプリ一覧。工事写真を撮るならこれ!
いまだに工事写真を普通のデジタルカメラで撮っている人って多いですね。
今は黒板(電子小黒板)込みで写真が撮れるデジタルカメラやアプリが普通に使われてきています。
もちろん、公共工事の工事写真にも使えます。
今回は電子小黒板込みで写真が撮れるデジカメ、アプリをご紹介します。
目次
電子小黒板対応のカメラ・アプリ一覧。工事写真を撮るならこれ!
電子小黒板込みで写真が撮れるデジタルカメラとしては、以下の2タイプがあります。
- デジタルカメラやタブレットなど自体に電子小黒板の機能があるもの
- スマホ用アプリとし電子小黒板の機能を提供しているもの
の2種類です。
まずはデジタルカメラやタブレットなどとして販売しているものからご紹介します。
デジタルカメラやタブレットなど自体に電子小黒板の機能があるもの
蔵衛門Pad
蔵衛門Padはタブレットで工事写真が撮れるタイプの工事用デジタルカメラです。
工事写真撮影用専用タブレットです。
蔵衛門Padは、単純に工事写真を撮るだけでなく、蔵衛門御用達というソフトウェアと連携してPC上で写真の管理をすることができます。
RICOH G900
RICOH G900は普通のデジカメに見えますが、電子小黒板を含めて撮影することができるデジタルカメラです。
なお、ソフトはRICOH製ではなく、サードパーティの写真管理ソフトが必要になります。
スマホ用アプリとし電子小黒板の機能を提供しているもの
以下はアプリとして提供されているものです。
ANDPAD(iPhone / Android)
こちらもPhotoruction同様、写真管理だけでなく統合管理ソフトです。
iOS 11.0以降、Androidに対応しています。
Photoruction(iPhone / Android)
Photoructionは写真管理に限定したサービスではなく、図面の管理、書類作成、プロジェクト管理などさまざまな機能が含まれているサービスです。
iOS 12.0以降、Android5.0 以上で対応しています。
電子小黒板PhotoManager
Android 5.0以降、iOS 9.0以降に対応しているアプリです。
PhotoManagerと連携することで写真管理ができます。
蔵衛門工事黒板(iPhone / iPad)
蔵衛門Padのアプリ版です。
iOS 9.0以上で対応しています。蔵衛門御用達と連携することで写真管理ができます。
工事写真(iPhone)
iOS 11.0以降に対応したアプリです。
バックアップサーバーへ写真をアップすることで、ブラウザから写真の管理ができるようになります。
現場DEカメラ(iPhone / iPad)
iOS 9.0以降に対応したアプリです。
PHOTOMASTER Plus、SK-1 Plus、CALSMASTERなどの写真管理ソフトと連携できます。
※公共工事電子納品への対応は「現場DEカメラPRO」のみです。
電子小黒板対応のカメラ・アプリのまとめ
いかがでしたでしょうか。
最近の電子小黒板の傾向としては、
- ハードウェアを含めた場合は、蔵衛門Pad
- アプリ系であれば、ANDPAD、Photoruction
が主流になってきています。
会社としてもそれなりに大きくなってきているので、サポートやフォローもしっかりしているようです。
ただ、ANDPAD、Photoructionの場合は、電子小黒板がメインではなく、営業、見積もり、請求、施工管理など建設業の業務をトータルでマネジメントするツールになっているので、とりあえず電子小黒板を使いたい、という場合は向いていないかもしれません。
その場合は、電子小黒板PhotoManagerや蔵衛門工事黒板などから使ってみるのが良いと思います。
もし、いまだに普通のデジタルカメラで工事写真を撮っているようでしたら、導入を検討しても良いと思います。