レーザー墨出し器の受光器の使い方|セット購入のメリットと注意点を解説
レーザー墨出し器は、電源を入れるだけで自動的に水平・垂直の基準線を照射してくれる便利な工具ですが、屋外の明るい場所や10m以上の遠方では、レーザーラインが見えにくくなることがあります。
こうした場面で活躍するのが「受光器」です。
この記事では、受光器の基本的な使い方と、レーザー墨出し器とセットで使うメリット、購入時の注意点について解説します。
受光器とは何か
受光器とは、レーザー墨出し器から照射されたレーザー光を検知し、ブザー音やLEDの表示でその位置を知らせてくれる機器です。
レーザー光そのものを目で確認するのではなく、本体から発信されているパルス信号をセンサーで検知する仕組みになっています。
そのため、メーカーが異なる場合でも、レーザーの色や周波数の規格が対応していれば、別メーカーの受光器を組み合わせて使用できるケースもあります。
受光器の基本的な使い方
受光器を使った基本的な作業の流れは、次のとおりです。
まず、レーザー墨出し器の電源を入れ、水平・垂直の基準線を照射させておきます。
多くのモデルはジンバル機構を内蔵しているため、ある程度平らな場所に設置すれば、特別な調整をしなくても自動的に水平が保たれます。
次に受光器の電源を入れ、照射されているレーザーラインの近くに構えます。
受光器をラインに沿ってゆっくりと動かすと、レーザー光をセンサーが検知し、ブザー音やLEDの点灯・点滅によって位置を知らせてくれます。
反応がない場合は、墨出し器本体側で受光器対応モードへの切り替えが必要なケースもあるため、取扱説明書を確認しておくとスムーズです。
受光器とセットで使うメリット
受光器とレーザー墨出し器をセットで使用することで、主に次のようなメリットが得られます。
一つ目は、一人での墨出し作業がしやすくなることです。
レーザー墨出し器だけで一人作業を行う場合、照射位置の微調整のために本体と照射場所を何度も往復する必要がありましたが、受光器があれば離れた場所からでも正確な位置を確認できます。
二つ目は、屋外や明るい環境でも作業が可能になることです。
日中の屋外ではレーザーラインが肉眼で見えにくくなりますが、受光器を使えばセンサーがレーザー光を検知して位置を知らせてくれるため、視認性の問題をカバーできます。
三つ目は、作業効率の向上とミスの防止です。
正確な位置を素早く特定できることで、墨出し作業全体の時間短縮につながり、施工ミスのリスクも減らせます。
受光器対応モデルを選ぶ際の注意点
受光器を活用するには、レーザー墨出し器本体が受光器に対応している必要があります。
購入時には、本体が受光器対応モデルかどうか、また専用の受光器がオプションとして用意されているかを必ず確認しましょう。
また、グリーンレーザーを採用したフルライン照射モデルであれば、受光器を使わない通常の屋内作業でも視認性が高く、受光器とセットで使う場合は屋外約25m程度までの作業範囲をカバーできるモデルもあります。
レーザーの色や照射ライン数を含めた選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。
レーザー墨出し器の選び方完全ガイド|グリーン・赤の違いから現場別おすすめモデルまで解説
まとめ
受光器は、レーザー墨出し器の視認性の弱点をカバーし、一人作業や屋外作業の効率を大きく高めてくれるアイテムです。
基本的な使い方はシンプルで、レーザーラインに沿って受光器を動かすだけで位置を検知できますが、本体が受光器対応モデルであることが前提となります。
これからレーザー墨出し器を選ぶ際は、受光器対応の有無やオプションの有無も含めて検討することをおすすめします。
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