よく分かる!新規入場時等教育実施報告書の書き方、記入例 送り出し教育実施報告書としても
新規入場時等教育実施報告書は、適切な安全衛生教育を受けたことを証明する書類です。
この書式は送り出し教育実施報告書としても利用できます。
書き方、記入例をご紹介しています。
目次
新規入場時等教育実施報告書の書き方、記入例。送り出し教育実施報告書としても使えます
新規入場時等教育実施報告書は作業員に対して新規入場時教育や、雇い入れ時など、安全衛生教育を行ったことを元請会社に対して証明する書類です。
1枚で複数名分の報告ができますので、1枚作成すれば問題ありません。
なお、作業員の増員や変更があった場合は、その都度安全教育を行い、書類を作成します。
作業員毎に作成する「新規入場者調査票(新規入場者教育時アンケート)」を提出する場合は、当書類の提出は不要とされていますが、元請により対応は異なりますので、不明点は元請、上位下請に確認しましょう。
それでは具体的な書き方、記入例をご紹介していきます。
事業所の名前、所長名
現場の名称と所長名を記入します
会社名と現場代理人
自社名と現場代理人の氏名を記入します。現場代理人は現場の責任者でも大丈夫です。押印を忘れずに
教育の種類
「新規入場時」「雇入時」「作業変更時」がありますので、実施した教育の種類に〇をつけます。
送り出し教育を報告する場合は、項目を追加するか、教育内容側に記入します。
当サイトで配布している書式であれば、「作業変更時」を「送り出し教育時」に変更して利用すれば問題ありません。
実施日時
研修を実施した日時を記入します。
実施場所
研修を実施した場所を記入します。作業所の詰所、会議室、自社の会議室や執務室など。
教育内容
行った教育内容を記入します。
項目が多く書ききれない場合には「別紙添付の通り」として資料を添付します。
・作業所の概要と規則について
・保護具の使用について
・機械の取扱及び点検について
・作業の内容について
・緊急時の連絡、応急処置について
・作業所で出たゴミや不要物について
講師
研修を実施した講師の情報を記入します。通常は会社名と役職、担当者名です。
職長や教育担当者がいる場合は、その人の情報を記入します。
受講者氏名
受講者の氏名を記入します。14枠になっていますが、必要に応じ増やして記入します。
なお、上の画像では印字されていますが、氏名は教育を受けた受講者本人に直接記入してもらいます。
資料
研修に使用した資料を記入します。
元請から提示された資料や安全教育の資料などを記入します。