事業所整理記号の調べ方!簡単にわかる方法はこちら
施工体制台帳や再下請負通知書などを作成する際に入力しなければならないものの一つに事業所整理記号があります。
事業所整理記号と言われてもピンとこない人がほとんどだと思いますので、今回は事業所整理記号とは?また、どうやって調べればよいのかについて解説します。
事業所整理記号とは?
事業所整理記号とは、事業所が健康保険と厚生年金保険の新規適用事業所となったときに振り出される記号です。
社会保険庁時代(2009年12月に廃止)に振り出されていた事業所整理記号は、「数字2ケタ+カタカナまたは英数4ケタ以内」や「漢字+ひらがな」の形式で表記されており、冒頭の数字2ケタまたは漢字は保険者の管轄を示しています。
健康保険証に記載される事業所整理記号(事業所記号)は、2008年の全国健康保険協会(協会けんぽ)の発足に伴い、従来の「漢字かな」から7桁もしくは8桁の「数字」になりました。
以前の年金事務所の事業所整理記号を協会けんぽの形式に変換できるよう、変換表が一部の協会けんぽの支部を除いて公開されています。
事業所整理記号の確認方法
事業所整理記号の確認方法は
- 適用通知書
- 保険料納入告知額・領収済額通知書
- 健康保険・厚生年金保険被保険者標準報酬月額決定通知書
で確認することができます。
日本年金機構のサイトの「事業所検索システム」では厚生年金保険・健康保険適用事業所情報を検索できますが、確認できるのは適用事業所となった年月日、被保険者数、法人番号などで、事業所整理記号はわかりません。
事業所整理記号の簡単な確認方法
実は事業所整理記号の簡単な確認方法があります。
保険証に記号が7桁もしくは8桁で記載されています。
それが事業所整理記号となります。