アーキテクト |
建築家。建築家(けんちくか)とは、自らの美学的見地・論理的分析にもとづいて建築物を設計し、実現に必要な知識や折衝能力・監督能力を有する人のことである。すなわち、計画・意匠面の考案者・著作者であるとともに、実現の上での技術的側面を統括・指揮する責任者の事を表します。 |
アース |
電気回路の一部または電気機器を大地と導線(アース線)で結び、電荷を逃がすこと。または、そのための装置。正しくはグランディングgrounding(接地) |
アース付きコンセント |
漏電防止や過大電流がコンセントを通じて家電器具などに流れることを防ぐために、家電機器のアース線が接続できるようになっているコンセントの事 |
アーチ |
石造や煉瓦造などの組積造で、開口部をつくるようなときに、上部の荷重を支えるための円弧状に築いた構造の事 |
アームレスチェア |
肘掛けのついていない椅子の事 |
アール・デコ |
1925年にパリで開催された「現代装飾・産業美術国際展」に現れた装飾のスタイルなので1925年様式とも言われ、それ以前のアール・ヌーボーが流動的な曲線を主とするのに対して、アール・デコは単純な幾何学的形態を多用し、工業化と結びついていくモダニズム初期のスタイルの事 |
アール・ヌーボー |
19世紀末~20世紀初頭にかけて、ベルギーやフランスを中心にヨーロッパ各地に波及したデザイン様式の事 |
相欠き |
継ぎ手および仕口の一種。二つの材の継ぐ部分を半分ずつ同じ形に欠き取って接着剤や区議などで繋ぐ方法 |
相決り |
2枚の板の側面をそれぞれ半分削り、かみ合わせてつなぐ方法 |
アイソメトリック |
インテリアの俯瞰図など、イメージなどを表現する場合によく使われる投影図法で、一般的に略してアイソメ図と呼ばれている |
アイランドキッチン |
調理台やシンク部分を、壁から離して室内の中央にレイアウトしたキッチンスタイル。島のように配置することから「アイランド型キッチン」と呼ばれている |
アウトフレーム工法 |
マンションの建築工法のひとつで、柱や梁などのフレームを室外に出す設計のこと。「アウトポール」とも言われている |
アウトレットボックス |
電気工事で配線工事の配管の中間、または 端末に取り付けられるボックスのこと |
亜鉛メッキ鋼板 |
亜鉛メッキ加工された鋼板で、鋼板を亜鉛で覆うことにより耐久性を向上させたもので、亜鉛鉄板、亜鉛メッキ鉄板、またはトタン板、亜鉛引き鉄板、トタンなどと呼ばれています。尚、一般的に亜鉛メッキ鋼板は、溶融亜鉛メッキ鋼板を指している |
青田売り |
未完成の建物を販売すること |
赤さび(赤錆び) |
鉄の表面が酸素と結合して生じる赤茶色の金属酸化物 |
アカマツ |
針葉樹の一種。レッドパイン。木質は密で、堅さは中くらいで、狂いはややあるが、湿気に強く耐久性があり、造作材などに使われている |
赤身 |
木材の心材部分の別称で、辺材に比べ赤みを帯びているためにこう呼ばれる。赤身は、樹脂が多く、水分が少なく、強度、耐久性に優れている |
上り框(あがりかまち) |
玄関の上がり口に横に通した化粧材。玄関框とも言われている |
アキスミンスターカーペット |
カーペットの一種で、イギリスのアキスミンスターで作られた手織のものに始まった織り方で、現在は機械織りによって普及している。 |
アクセントカラー |
インテリアの色彩を決めて行く上で、基調色(ベーシックカラー)や配合色と関連して、色彩上のアクセントをつけるために用いられる強調色です。 |
アクリル系シーリング材 |
硬化後に弾性体となり、湿った面にも使用できるシーリング材。主に新築時のALCのパネル目地などに使用されますが耐久性がないため、改修(リフォーム)にはほとんど使われない |
アクリル樹脂 |
アクリル酸、及びその誘導体の重合で作られる熱可塑性の合成樹脂 |
アクリル板 |
アクリル樹脂でできた板。略して「アクリ板」と呼ばれている |
上げ下げ窓 |
ガラス戸が上下にスライドして開閉する窓 |
アコーディオン ドア |
鋼線の骨組に、ビニールレザーをかぶせた伸縮式の折りたたみドア |
麻の葉模様 |
正六角形を基礎にした幾何学模様 |
アジアンスタイル |
東南アジアのインテリアスタイルで、籐やバンブーなど、亜熱帯の自然素材を使って、手仕事で作り上げ自然の風合いを残す素朴な家具などが特徴な様式 |
足場 |
工事を施工するために必要な作業床 |
足元温風器 |
システムキッチンの流し台や洗面化粧台の下に収めたスリムな暖房器 |
足元灯 |
「フットライト」ともよばれ、夜間でも安全に歩けるように、廊下や階段の昇り口・降り口などの壁の足元廻りに取り付ける小型の照明器具 |
網代(あじろ) |
葦、竹、杉や檜の薄板などを、斜めまたは縦横に組んで、手織り風に編んだもの |
アシンメトリー |
左右の大きさ、色、形などがある軸線に対して左右非対称、不均整なこと |
アスファルトフェルト |
動植物 又は 鉱物の繊維でつくったフェルトにアスファルトを浸潤させたもの |
アスファルト防水 |
アスファルトを使った防水工法。液状のアスファルトとシート状のアスファルトルーフィング、アスファルトフェルトなどを何層にも重ねて防水層を作る工法 |
アスファルトルーフィング |
屋根の野地板の上に、雨水の浸入を防ぐために設ける、フェルトにアスファルトをしみこませた防水紙 |
アスベスト |
石綿ともいわれる天然に存在する繊維状の鉱物 |
校倉造り(あぜくらづくり) |
三角、四角、あるいは丸太の断面の木材を水平に積み重ね、角の部分でかみ合うように交差させて壁体を構成する工法 |
アセテート |
酢酸繊維素をアセトンに溶かし、絹のような感触と光沢があり、吸湿性、弾性にもすぐれ、衣料用途として使用される繊維 |
アセトアルデヒド |
刺激臭のある無色の液体で、沸点が20.2℃で高揮発性。反応性がいいので合成樹脂、合成ゴムなどの様々な化学製品を合成するときに原料として使われている |
アダム様式 |
18世紀後半、イギリスのロバート・アダムとその兄弟たちによる古典主義的な様式の事 |
当り欠け(あたりかけ) |
2つの取り合う木材の一方を欠きこむ仕口の事 |
圧縮 |
材料が両端から中心に向かって軸方向の力を受ける事 |
圧縮強度 |
材料が軸方向に押される力の強さの度合の事 |
圧着貼り工法 |
湿式工法での壁タイルの施工方法。下地モルタル面に貼り付け用モルタルを塗り付け、硬化しないうちに、その上にタイルをもみ込むようにして貼って行く工法の事 |
アッパーライト |
下から上向きに照らす照明。間接照明の一つ |
アップフォルスター |
座面にクッションになる詰め物をのせて、上から布などを張ったソファや椅子の事 |
アトリウム |
古代ローマの住宅建築における天窓のある広間、または、初期キリスト教会の前面に設けられた回廊で囲まれた中庭のこと |
アネモスタット |
天井面に設置される空調の吹き出し口で、丸形あるいは角形のコーン状をした複数の羽根をもつ吹き出し口の事 |
あばら筋(あばらきん) |
鉄筋コンクリート構造で 梁 のせん断破壊を防ぐために入れる補強筋の事 |
アピトン |
広葉樹の一種。東南アジア地方から輸入される木材で、フタバガキ科の常緑高木の材の事 |
アプローチ |
道路から門、玄関にいたるまでの通路およびその周辺の事 |
雨押え(あまおさえ) |
雨水の浸入を防ぐために、外壁と開口部の上枠や、屋根と壁の立ち上がりの取合などに取り付ける板、若しくは 部位を指しています。 |
雨仕舞い(あまじまい) |
雨水が建物の内部に浸入したり漏ったりするのを防ぐこと。または防ぐための施工方法の事 |
雨戸 |
家の外回りに取り付けられる、主に風雨を防ぐことを目的とした戸 |
網入りガラス |
割れても破片が崩れ落ちないように、ガラス面内に金属線が入れ込まれたガラス |
アメニティー |
住宅用語として使う場合は、間取りや構造、仕上げ、設備、デザイン、色彩、住環境などについての快適性、居住性の良さ |
アメリカ積み |
煉瓦の積み方一種で、5~7段を長手積みにし、1段小口積みを挟む積み方の事 |
洗い落し式便器 |
水の落差による流水作用で汚物を押し流す方式 |
洗い工事 |
内装工事が出来上がり、照明器具や衛生陶器などの器具が取り付いた、工事の最終(建物引き渡し前)段階に、建物の清掃及びフロアーなどのワックス掛けを行なう工事 |
洗い場 |
主に浴室内の浴槽外で体を洗う場所の事 |
荒壁(あらかべ) |
小舞下地に粘性のある土を塗った壁の事 |
荒組障子(あらぐみしょうじ) |
桟を荒く組んだ障子の事 |
アラバスタ |
石膏の一種で、雪花石膏(せっかせっこう)のこと。白色の緻密な微粒の石膏の事 |
アラベスク |
アラビア風の意。一般的にはイスラム美術の装飾模様を指します。唐草などの植物の蔓(つる)、葉、花の図案化や幾何学図形によって、左右対称で連続性を重視した模様が構成されている。 |
蟻掛け |
片方の木材の先に蟻ほぞ(鳩尾状に突き出させた柄)をつくって、他方の木材につくった蟻穴に接ぐ仕口の事 |
蟻継ぎ |
木材の接合の仕方で、継手のひとつ。 |
アルカリ骨材反応 |
コンクリートの劣化に関係する現象のひとつ。コンクリートに含まれるアルカリ性溶液(水酸化ナトリウムや水酸化カリウム)と特定の骨材(シリカ鉱物など)が化学反応して生成物が膨張するなどの変化が起きる結果、コンクリートを変形させたりひび割れを生じさせ、強度を低下させる |
アルコープ |
部屋や廊下などの壁面の一部を後退させてつくったくぼみ状の部分 |
合わせガラス |
数枚のガラスの間に透明の接着力の強い中間膜、ポリビニルプチラールなどのプラスチックシートをはさみ、加熱圧着ではり合わせた安全性の高いガラス |
アンカーボルト |
木造の土台を基礎に連結するための、基礎コンクリートに埋め込むボルト |
アングル(山形鋼) |
一般に直角となっているもので、建築材料では、断面形状がL型をしている鋼材の事 |
あんこう |
「樋」の部材の一種で、軒樋と竪樋の接合部に設けられる金具のこと。 |
安山岩 |
火成岩の一種でマグマが短時間で冷やされ固まり、結晶が十分成長していない岩 |
アンダーカーペット |
オフィスなどで、カーペットの下にOA機器などのための配線をする事 |
アンダーカウンター |
システムキッチンのシンクや洗面カウンターの洗面器の取り付け方法のひとつで、縁の部分がカウンターの下面に来る納まりのこと。 |
アンダーカット |
24時間換気システムのため、開き戸を設置した場所を常時通気させる目的のために、建具の下を床から約1cm程度あける事 |
アンティーク |
骨董品や古美術品。輸入関税の法律上では、製作後100年を経ったものと定義されている。 |
アンティークフィニッシュ |
家具などの仕上げにおいて、古い時代のもののように見せる仕上げ方法。傷、汚れ、虫食いの孔などを故意に付けるようなことを行なうこと。 |
安定器 |
蛍光ランプや水銀ランプのような放電ランプの放電を安定させる装置 |
行灯(あんどん) |
シェードとして枠に紙を貼ったものの中に油皿を置いて灯す、日本の古くからの照明器具のこと。 |
あんどん部屋 |
直接外気に接する開口部がない部屋。あんどん部屋は、採光・通風等の要件を満たせないので建築基準法上の居室とはできず、納戸などと表示される。 |
アンピール様式 |
19世紀初めフランスにおけるナポレオン1世の帝政時代を中心とした装飾様式。19世紀初めフランスにおけるナポレオン1世の帝政時代を中心とした装飾様式の事 |