現場事務所でインターネットを利用する際の3つのポイントとは?
工事の際には仮設の現場事務所を建てることがあると思います。
その際にあわせてインターネット回線も引き込むわけですが、現場事務所でインターネットを利用する際の3つのポイントを解説します。
目次
現場事務所へインターネットを引く際に困ること
現場事務所にインターネット回線を引く際にこんなことで困っていませんか?
- 手続きが面倒
- すぐに使えない
- 工事が必要
- 開通工事の初期費用が高い
- 月々の費用が高い
- 工事終了時の撤収手続きが面倒
- 短期間での契約ができない
光回線のインターネットを引き込む際は、工事の現場の立ち合いなども必要なので、忙しい時は勘弁してほしい気持ちになりますよね。
現場事務所でインターネットを利用する際の3つのポイント
現場事務所でインターネットを利用する際の主なポイントは以下です。
- 速度が出るか
- すぐに使えるか
- 契約期間の縛りがないか
それぞれについて解説します。
速度が出るか
建設工事の際は図面などの重いデータを頻繁にやり取りします。
インターネットの速度があまりに遅いと使い物にならないので注意が必要です。
すぐに使えるか
工事や機器の準備が必要で、インターネット回線を引くまでに時間がかかるようでは困ります。
現場はすぐに動き始めますので、インターネット回線の開通を待ってくれません。
インターネットをすぐに使える状態にできる必要があります。
契約期間の縛りがないか
工事は長いものだと数年、短いものだと数か月です。
工事によって工期が異なりますので、ここに2年契約などの縛りが入ってしまうと、途中解約の違約金を支払わなくてはならず割高になってしまいます。
上記をふまえ現場事務所へインターネット回線を引く方法を考察します。
仮設の現場事務所へインターネットを安く引く方法
一般的に会社や自宅などに引くインターネットと言えば、NTTなどの光電話回線を引いてつないでいるところが多いと思います。
これは仮設の工事現場の事務所でも同じこと。
でも、初期工事の費用と毎月の費用でそこそこな金額になります。
だいたい
- 初期費用:30,000円
- 月額費用:7,000円
くらいが相場かと。
工期が長い現場であれば、おおきな負担にはなりませんが、短い工期の現場にこの費用はかけたくないですね。
なので、これからご紹介するサービスが最適です。
現場事務所へのインターネット回線の引き方
一昔前まではNTTなどの電話回線(光やアナログ)を引いてのインターネット接続一択でしたが、現在は電話回線を引かなくてもインターネット接続はできるようになっています。
いわゆるモバイルWiFi(モバイルインターネット)です。
「モバイルWiFiってスマホとかで使うものでしょ?」
と思われている方もいるかもしれませんが、今は全然そんなことなくて大容量で高速なインターネット通信ができるようになっているので、自宅でも電話回線を引かずにモバイルインターネットでまかなっている人も増えています。
もちろん、電話回線のような開通工事もありませんから、工事への立ち合いも必要ありません。
申し込んで機器が届けば、そこから即、インターネットを使うことができます。
現場事務所にモバイルWiFiを導入するメリット
現場事務所にモバイルWiFiを導入するメリットとしては、
- 価格が安い
- 工事が不要
- すぐ(即日や翌日)に使える
- 工事が終わったら簡単に止められる
- 場所を移動した場合でも使える
- 電話機がいらない
などがあげられます。
どうしても電話回線、電話機が必要、ということでなければモバイルWiFiで十分です。
現場事務所にモバイルWiFiを導入した場合のデメリット
一方、デメリットとしては、
- 光回線と比較すると速度が遅い
- データ量の上限がある(契約による)
- 電話はできない
- FAXが使えない
などがあげられます。
このデメリットについて少し掘り下げてみましょう。
モバイルWiFiの速度
まずは気になるモバイルWiFiの速度についてです。
ここでご紹介するモバイルWiFiの速度は最低でも、下り(ダウンロード)が最大150Mbps、上り(アップロード)が最大50Mbpsです。
一方、高速な光回線は下り、上りともに最大1Gbps(1000Mbps)あたりが一般的です。
ただし、光回線も実際には環境等の問題もあり、ここまでの速度を出すのは難しく、あくまで理論値です。要はこのような速度はまず出ないということ。
そして、NTTのフレッツ光の場合、ファミリー・ハイスピードタイプ、マンション・ハイスピードタイプは、下り(データ受信)最大200Mbps・上り(データ送信)最大100Mbps、ファミリータイプ、マンションタイプは上り下り(データ送受信)とも最大100Mbpsとなります。
あれ?
これだとモバイルWiFiとほとんど変わらないというか、理論値だけで見てもモバイルWiFiの方が早いですね。
ちなみに、Web閲覧や検索、SNSなんかは、1~5Mbps、動画を見る場合も10Mbps〜30Mbpsあれば速度的には十分と言われています。
現場事務所で高速な光回線ほどのインターネット回線が必要なのか疑問に思いませんか。
モバイルWiFiのデータ量の上限
でも、モバイルWiFiの場合は、データ量の上限があるので、いつもびくびくしながら使わなければならないと思っている人も多いかと。
もちろん、光回線の場合はデータ量の制限はありませんので、データ量を気にすることなくインターネット通信がし放題です。
一方、モバイルWiFiの場合は、通常、データ使用量の上限というものがあります。
とは言ってもここでご紹介するサービスのデータ量の上限は100GB/月以上の大容量です。
100GBと言われてもピンとこないと思いますので、参考データを紹介すると、スマホでメール、SNS、ウェブ閲覧をする場合、多い人でも100MB。
この量を毎日使ったとして計算すると、月にたったの3GBです。
また、パソコンで3MB程度の写真が添付されたメールであれば、100GBだと33,330通!送ることができる計算です。
100GBという量がどのくらいすごい量なのかが分かると思います。
モバイルインターネットでは電話ができない
これは仕方がありません。
いわゆる格安SIMなどですと、通話ができるサービスもありますが、モバイルWiFiサービスについては、通話は考慮されていません。
ただし、今時固定電話が必要ですか?
一人一台携帯電話、スマホを持っているので固定電話は特に必要ないと思います。
どうしても、電話が必要であれば現場専用の携帯電話を1台契約した方がよっぼど安いです。
モバイルWiFiではFAXがない
これも仕方がありません。
でも、いい加減FAXはやめませんか?
建設業界がいまだにFAXが頻繁に使われている業界であることは認識していますが、いい加減FAXをやめてメールなどに切り替えるタイミングだと思います。
FAXありきで仕事をしているから、いつまでもFAX文化から抜けられないのですから、ここはひとつFAXができない環境を作りFAX文化から抜け出すきっかけにできると思います。
それでもどうしてもFAXが必要であれば以下のようなインターネットFAXサービスを使えばよいのです。
以上のようにモバイルWiFiサービスにすることでのデメリットは、それほど問題にならないことがお分かりいただけたと思います。
現場事務所におすすめのモバイルWiFi
それでは、ここから現場事務所におすすめの 縛りがない モバイルWiFiサービスをご紹介していきます。
「縛り」とは2年や3年契約を前提にしたサービスで、契約期間の途中で解約すると違約金(1万円程度)が請求される仕組みのことを言います。
ちょっと前までは縛りがあるのが当たり前でしたが、最近は縛りがないサービスも増えてきています。
そのうち縛りがないモバイルWiFiの方が主流になると思います。
縛りがないモバイルWiFiの比較表がこちらです。
ゼウスWiFi | クラウドWiFi | STAR WiFi | |
最大通信速度 | 下り150Mbps/上り50Mbps | 下り150Mbps/上り50Mbps | 下り150Mbpsから612Mbps/上り50Mbpsから13Mbps |
データ通信量 | 20GB/月から100GB/月 | 100GB/月 | 100GB/月 |
同時接続台数 | 10台 | 10台 | 機種により5台から14台 |
月額料金 | 2,618円(税込)から | 3,718円(税込) | 3,718円(税込)から(クーポン利用) |
初期費用 | 3,300円(税込) | 3,300円(税込) | 3,278円(税込) |
端末料金 | なし(レンタル) | なし(レンタル) | なし(レンタル) |
最低契約期間 | なし | 1ヵ月 | なし |
違約金 | なし | なし | なし |
支払方法 |
クレジットカード |
クレジットカード | クレジットカード |
以下から各サービスについて詳しく説明していきます。
ゼウスWiFi
ゼウスWiFiは、株式会社Human Investmentが運営・販売しているクラウドWiFiです。
芸能人のティモンディやモデルの山本舞香さんを起用したCMなどで最も認知度が高いクラウドWiFiです。
縛りなしプランでは、20GB/40GB/100GBのプランが選択できて、20GBでは2,618円とかなりの格安です。
もしギガが不足しても追加で購入ができるので、自分がどのくらい使うか分からないという場合は、最安の20GBのプランに入って不足した分は追加するという利用方法も可能です。
今、モバイルWiFiで一番勢いのあるのがゼウスWiFiです。
法人向けとして請求書払いもありますので、安心して契約できるモバイルWiFiです。
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クラウドWiFi
株式会社ニッチカンパニーが提供するクラウドWiFi。
最安値の3,718円(税込)で100GB使えますし、契約期間の縛り無しで、いつ解約しても解約違約金0円。ただし、最低利用期間が1か月になっているので、正確には1ヶ月目以降は、となります。
クラウドWiFiは、月間100GBまで使い放題で、1日〇〇GBまで、3日で〇〇GBまで、などの制限がありません。
また、モバイルルーターはレンタルで月額費用に含まれているので、月額費用以上の費用はかかりません。
クラウドWiFiもクラウドSIMの技術に対応しているので、使用する場所により三大キャリアの回線から最適な回線が自動的に選択されます。
そして、クラウドWiFiの最大の特徴は最短即日発送で翌日から使えること。
平日14時までにWebから申し込みを行った場合は、即日発送されるため1日で到着するエリアであれば翌日から利用することができるのがこのクラウドWiFiの特徴です。
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STAR WiFi
STAR WiFiは株式会社ツボスタが提供するモバイルWiFiです。
料金形態がシンプルで、100GBまでの3,718円と無制限の4,598円の2プラン。
ただし、クーポンを利用することが前提の価格なので、必ずクーポンを適用した状態で申し込む必要があります。
また、珍しく7日お試し プラン STAR-7という7日以内の返却で事務処理手数料・月額使用料が返却されるサービスもあります。(※手数料1,078円 [ G3000は2,178円 ](税込)必要となります)
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現場事務所に一番おすすめのモバイルWiFiは?
ここまでいくつかのモバイルWiFiサービスをご紹介してきましたが、一番のおすすめはゼウスWiFiです。
ゼウスWiFiをおすすめする理由は、
- 多彩なプランが用意されている
- 20GBのプランが最安禰
- 支払い方法として銀行振込を選択することができる
からです。
多彩なプランから最適なサービスを選択できる点と、会社での契約だとクレジットカード決済が出来ない場合もあると思いますので、銀行振込ができるゼウスWiFiが一番使いやすいモバイルWiFiになります。
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