一級建築士試験【学科・製図】を独学で一発合格する方法!

一級建築士試験を独学で合格するのは難しいと言われています。

特に一級建築士試験では製図でつまづく人が多いと言われています。独学ともなればなおさらです。

そこで、今回は独学で合格するためのポイントをあえてご紹介します。

一級建築士試験【学科・製図】を独学で一発合格する方法!

まずは一級建築士試験の試験内容について確認します。

最初は学科試験です。

学科試験は、合計6時間半で実施されるなかなかの長丁場の試験です。

出題科目 出題数 試験時間
学科Ⅰ(計画) 20問 計2時間
学科Ⅱ(環境・設備) 20問
学科Ⅲ(法規) 30問 1時間45 分
学科Ⅳ(構造) 30問 計2時間45 分
学科Ⅴ(施工) 25問

出題範囲が広く科目数がとにかく多いです。試験の合格ラインは年度によって変動がありますが、基本的には各科目60%以上かつ総得点が75%以上で合格です。

こういったところもポイントになります。

学科試験対策の勉強法でおすすめは過去問

学科試験のポイントは、各科目に共通して行える勉強方法を実践し、過去問を利用してさらに勉強の効率を高めることが合格への近道となります。

さらに過去問で勉強する際は得意科目をやるよりも苦手科目を減らすことに力を入れます。

そのため、基本的には参考書での勉強はおすすめできません。

参考書は知識のインプットはできてもアウトプットができないので、あまり効率が高くないためです。

限られた時間で勉強している人がほとんどだと思うので、とにかく効率を高めるためには過去問をガンガン解いていきましょう。

法規は暗記が必要

ちなみに学科の中でも法規だけは暗記が必要です。

そのため、法規に関しては、まずは参考書を読み、その後過去問に流れていくのがベストです。

いきなり過去問をやっても撃沈してやる気がなくなるのが落ちです。

法規は独特の言葉も使われるので難しく感じると思いますが、答えが法令集に載っているので、法令集が理解できれば高得点も可能な科目でもあります。

一級建築士の学科試験は、各科目の点数だけでなく、総得点も稼いでおくことが必要なので、法規で取れるだけの点数を稼ぐことができると合格に近づけます。

一級建築士試験 独学での製図試験対策のポイントはエスキス

製図試験を独学でする場合、市販の製図用テキストを購入するくらいしか選択肢がありませんでした。

現在は、テキストだけでなく動画でのレクチャーもありますので、独学でもかなりのところまで行けるようになっています。

そして、なにより製図試験に合格できるかどうかのポイントは、エスキスが「うまく」「早く」「まとまるか」どうかに尽きます。

30枚程度を時間内にエスキスから図面まで書き上げる練習をすれば、独学でも十分合格できる可能性があります。

独学で一級建築士の製図を勉強するのは難しい?

ただ、どうしても製図用の参考資料が少ないことと、添削を受けることができない独学はかなり大変です。

製図試験は、公開模試が少ないので模試的なことをするのであれば、自分で想定問題作成するくらいになります。

でも、自分で作るくらいなので、答えは分かっているわけでやらないよりはましですが、あまり有効ではありません。

製図試験の課題が発表されるのが試験3ヶ月前というのもかなり時間的に厳しい要素となります。

その点、予備校や通信講座であれば、その年のテーマに沿った想定問題を出してくれるので、自分で用意する必要がないということだけでもかなり大きいメリットと言えます。

添削についても通信講座であれば講師が添削をしてくれるので、作図密度や表現方法など効率的に勉強することができます。

独学でもできないことはないですが、かなり大変であるということは認識しておいた方がよいでしょう。

学科から製図対策まで合格ノウハウが凝縮された教材がある!

ここまで、学科と製図を独学で学び合格するためのポイントを紹介してきました。

学科は過去問、製図はとにかく時間内に図面を書くことが必要です。

とはいえ、どの教材を購入すれば良いのか、どんな図面を書けば良いのかが分からないとにっちもさっちもいきません。

一級建築士の試験の学科から製図に関する参考書や過去問は山ほどあります。

その中でおすすめと言われて紹介されている参考書もあります。

ですが、参考書については合う合わないがあるので、誰にでもおすすめという参考書は存在しないと思っています。

一方、通信講座などのテキストも同じようにやっぱり万人受けというものはないと思いますが、市販の参考書と通信講座などのテキストの違いは、受講者がいるということです。

受講者がいる=フィードバックがある

となるので、通信講座などのテキストは常にアップデートされています。

例えば通信講座のスタディングでは

  • 学科は、「最短で試験に合格するため」に考え抜いた合理的なカリキュラム
  • 製図は、最も早く、確実に書ける基本を法則化し、それに従って手順をわかりやすく解説

という合格に必要な講座がすべて含まれている最適なセットになっています。

教材も動画やWeb上のテキストなので、たくさんの本を買って場所を奪われるようなこともありません。

問題集も2200問!というボリュームですので、別に過去問を購入する必要もないのが、テレビCMで話題のスタディング建築士講座です。

今なら、無料の初回講座に加えて、無料セミナー「短期合格セミナー」もあるので、とりあえず見てみることをおすすめします。

令和4年度の一級建築士の設計課題は「事務所ビル」

令和4年の製図本課題は「事務所ビル」になりました。さらに3層の設計事務所のような3層1棟の事務所ビルである可能性が高いようです。

バリアフリートイレの基準が見直されているので注意が必要です。

さらに、二酸化炭素排出量削減が留意事項に追加されているので、設備関係の省エネルギーに加えて、太陽光発電や太陽熱・地中熱の利用、バイオマスなどいった二酸化炭素排出量削減に必要な記述が求められます。

ちなみにスタディングは今年の製図試験対策に特化した講座があるので、活用するのが合格への一番の近道でしょう。

スタディングの1級建築士 製図対策コース


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